グーグルCEOシュミット氏が語る5年後のウェブ
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Googleの最高経営責任者(CEO)であるEric Schmidt氏は、5年後のインターネットの姿について、今とは大きく違ったものになると想像している。Schmidt氏によれば、インターネットは中 国語とソーシャルメディアのコンテンツであふれかえり、超高速ブロードバンドによって情報がリアルタイムで配信されるようになるという。同氏は先々週開催 のGartner Symposium/ITxpo Orlando 2009において、数多くの最高情報責任者(CIO)やIT担当ディレクターを前にしたインタビューの中で、ソーシャルコンテンツをリアルタイムでランク付けする方法を見つけることは、「この時代における大きな課題だ」と述べている。
Gartnerは世界で最も大きく、最も権威のある調査会社だ。45分間のインタビューにおけるSchmidt氏の発言の多くは、明らかにビジネ スリーダーに向けられたものだったが、われわれはその中から、ウェブに心を動かされたことのある人なら誰もが関心を抱くであろう6分間を抜粋した。
注目すべき発言には、以下のようなものがあった。
- 今から5年後、インターネットには中国語のコンテンツがあふれているだろう。
- 今日のティーンエイジャーが、5年後のウェブが持つであろう機能のモデルである。彼らは、アプリケーションからアプリケーションへとシームレスに飛び回る。
- 5年間というのは、ムーアの法則では10倍に相当する。すなわち、5年間のうちに、コンピュータの性能は今日よりも大幅に向上するだろう。
- 5年以内に、通信速度が100Mbpsを遙かに超えるブロードバンドが登場するだろう。そして、テレビやラジオ、ウェブといった配信方法の違いは消えてなくなるだろう。
- 「われわれは、『Youtube』から相当の利益を上げ始めている」。コンテンツは今よりもさらに動画に移行していくだろう。
- 「リアルタイムの情報は、ほかのすべての情報と同じ価値を持っている。われわれはリアルタイム情報を検索結果に含めたいと考えている」
- リアルタイム情報を取り扱う企業は、TwitterやFacebook以外にもたくさんある。
- 「われわれは今でも、リアルタイム情報をインデックス化することができる。しかし、それをランク付けするにはどうすればいいのだろうか」
- こうしたユーザー生成型情報への根本的なシフトにより、人々は従来型の情報ソースよりも、ほかのユーザーに熱心に耳を傾けるようになる。そうした 情報に対するランクの付け方を学ぶことは、「この時代における大きな課題だ」。Schmidt氏はGoogleがその問題を解決できると考えている。
45分間にわたって行われたSchmidt氏のインタビューでは、オフライン利用向けのHTML5ローカルキャッシング機能に対応したGoogle OS搭載ネットブックが2010年に登場するとの発言など、ほかにも多くのことが話題に上った。
ただし、これは「Google Chrome OS」や「Google Social Search」など、Googleによる現在進行形の取り組みの多くを導いているロードマップである。
このロードマップは、魅力的な未来の姿であるように思えるだろうか。分散型ソーシャルネットワーキングや構造化データ、レコメンド機能、プレゼン スデータなど、Googleの計画を複雑にする可能性のある要素は話題に上らなかった。読者の皆さんは、5年後のウェブの姿がどのようになっているとお考 えだろうか。


























